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by Rinako Aiba

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released November 28, 2010

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Rinako Aiba Japan

Buy Now って書いてありますが、0円と入力すればダウンロードできます。お布施ももちろんOKデスヨ。Zero Yen OK :)

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Track Name: 自明性の喪失
◆「病院アンソロジー第四弾」収録作品


薔薇 焔 腐った海
毒 針 白い廊下
リノリウム 蝶 窓辺のまやかし
天使 墜ちた 昼下がり

腕 声 はばたく手
悲鳴 ドア 裁きの模範解答

『カテーテル』

転がった林檎 足音
響く怒声 冒涜の合図
昏迷の悼み 境界 ぶれて 融解
私を 見下ろす 大小の 瞳
Track Name: The Happy Ending
◆ポップな退廃。


今日 世界は終わるらしい
桃色の空を 白い鳥が飛んでいく
人々は 意味も無いのに逃げ惑い
町は乱れて血の海 もぬけのカラ

君と僕は二人 屋上に登り手を繋いで
お日さまといっしょに沈んでく 世界を見つめていた

アイスクリームも うだるような熱の中で
君と最初で最後の キスをしよう


くらくら目眩 視界霞む
僕らは溶けて 輪郭を失くしてく
西の港では キリンの群れ歩く
虹色うず描いて 魚たち空を泳ぐ

のどが渇いたなら 君に噛みついて転がって
もう誰も僕らを見つける人など いないのだから

ネズミもウサギも 笑っちゃうようなリズムで
君と最初で最後の ワルツおどろう
アイスクリームも うだるような熱の中で
君と最初で最後の キスをしよう

Good-bye... Very Happy Ending♪
Track Name: コーヒーの木
◆私が泣いて縋っても コーヒーの木はだァまって そこにたたずんでいるのでした。


緑の 丘の上
コーヒーの木 咲いている
まっすぐに のびる幹
白い花 実は赤い
ふわふわ 夢の中
私の コーヒーの木

ほんとは 丘じゃなくて
私の 部屋の窓辺
コーヒーの木の 鉢植えが
ひっそり 置いてあるの
だから これは夢なのよ
こんな場所 私、知らない

ところが いつになっても
私の夢 さめない
お願い コーヒーの木
おうちに 帰らせてよ
ずっとずっと 夢の中
私は ひとりぼっち

ふわふわ 夢の中
私の コーヒーの木
おうちに 帰れない
永遠に 帰れない
Track Name: お医者さまのうた
階段のうらっかわを お医者さまが
足早に息をひそめて 歩いていく
わたしは そのうすい一枚の下を
すすり泣きながら 駆けまわり 逃げまどう
革のトランク 漆黒の外套
底なし沼のような **がつまっている
節くれた指が わたしをつかむ
もがき叫んでも すべてあとの祭り
鋭い痛みが 首筋に走る
昏い絶望に 目の前がくらむ
Track Name: 草原を渡る一本の道の向こうに怠惰な魔物が潜んでいる
◆ピアノ・ミク・ヴィオラの短い現代音楽。


野原を歩いていたら
お空がみいん、と凪いで
耳を塞ぎ見上げてみれば
そいつが見ている
私を見ている

なんて、気のせいだけど
逃げなくてはならないので
どこか遠いところへ走り出す
耳を塞いだまま走り出す
Track Name: 流れ星の島
◆琴とギターでしんみり。


柊の木陰で 黒鶫も眠る
静かなる夜更けに 僕は部屋を抜け出す
ぼろぼろの鞄と 古ぼけた角灯
鉱石のラジオも そっと持ち出して

広い夜空 見上げれば
とろり 光る銀の月
幾億千の 煌めき
不意に落ちる 流れ星

星の綺麗な この島に
取り残された 僕は
ちっぽけで たったひとりぼっちだったから
自分を 抱きしめてみる


裸足になったなら 足を水に浸して
強く祈ったなら 飛んでいける気がした

鞄もラジオも 捨てて
邪魔なものは もういらない
僕は今 鳥になって
天鵞絨の空へ 昇る

流れ星たちと 一緒に
星座の海を 渡る
このままずっと 高いほうまで行こうよ
宇宙を 駆け抜けて

気がつけば 暗闇の中
さざめく 光の波
その中のひとつ 青いベールまとった
さみしい 僕らの地球